サッカー・ワールドカップ観戦・その8

ドイツ×イタリア 0-2
ポルトガル×フランス 0-1
 
準決勝の2試合。
4チームのなかで結果的に最もおもしろかったのはイタリア代表でした。グロッソの1点目とデル・ピエロの2点目はどちらも本当に美しかったですし、ガットゥーゾとペロッタ、カンナヴァーロのディフェンスも非常に充実していました。ピルロによるゲーム作りも、ザンブロッタカモラネージの飛び出しも、ある程度はスリリングであったと思います。しかしそれでもわたしはイタリアのサッカーを好きになれそうにありません。
デコが戻ってきたポルトガルは前の試合よりはよかったような気もしますが、いかんせんそのデコのボールに精度が欠けていては、ヴィエラマケレレテュラムによる堅い守備を崩すことはできません。対するフランスも前の試合までの魅力が薄れ、全体としてはなんとも地味で緊張感に乏しいゲームとなってしまいました。
 
ワールドカップも残すところあと2試合。