At The Drive-in“Relationship of Command”

Relationship of Command

Relationship of Command

最近の通勤時のBGMはアット・ザ・ドライヴ・イン At The Drive-in です。このアルバムはリリース当時に買っていて、いったいどんなきっかけで聴く気になったのか全く覚えていないのですが、ジャケ買いか、試聴して気に入ったのか、おそらくはそんな出会いだったはずです。高校時代は熱心に洋楽ロック雑誌を読み漁り、ラジオ番組や友だちからの情報でそれなりにはやりの音楽にも詳しかったわたしですが、大学に入ったあたりから(ちょうどNirvanaの“Smells Like Teen Spirit”が大ヒットしていた頃です)徐々に音楽雑誌を読まなくなり、すっかり情報に疎くなってしまったのでした。今さっき調べたところによると、At The Drive-in は1994年に結成され2001年に解散したとのことで、彼らの活動時期はちょうどわたしが就職して一番忙しく仕事していた時期に重なっていることになります。
そんなわけで、彼らがどんな人たちで、どんな音楽的バックグラウンドを持っていて、ほかにどんなCDを出していて、その後どうなったかなどを詳しく調べるまもなく、忙しさに紛れてそのまま忘れ去っていたのでした。それではなぜ今頃になって毎日のように聴いているのかといえば、アンソロジーアルバム“This Station Is Non-Operational”をリリース直後に偶然ショップ店頭で見かけたのが彼らを思い出すきっかけであったのですが、それでもこのアルバムが発売されたのは2005年で、買って以後今年に入るまで数回しか聴いていなかったわけですから、なぜ今になって、という疑問に対する答えは、結局のところわたし自身にもよくわからないのです。
 
そんなわけで最近になって彼らのことをネットでちょこちょこ調べていて、解散後に中心メンバーのオマーとセドリックがThe Mars Voltaというバンドを始めたことなどを今さらのように知った次第です。今日はそのThe Mars Voltaのアルバム“Frances The Mute”をiTSで購入しました。