『いけにえと雪のセツナ』(Tokyo RPG Factory/スクウェア・エニックス)

PS4版をプレイ。『うたわれるもの ポータブル』クリア後の5/4から始めて、途中数ヶ月の休止をはさみつつ*1、数日前にようやくストーリーをクリアしました。その後のプレイでトロフィーは92%。昇華系のトロフィーがいくつか未取得なのですが、別のゲームをやりたいのでひとまずここまでとします。


ボリューム面では長すぎず短すぎずで、社会人にとってはちょうどいいです。あまり長いとクリアできずに終わっていたでしょう。やりこみ系やバトルのバランスもうまく作られていて、話を進めるだけというのではない楽しみが設けられています。強いて言うなら刹那システムが若干取っつきにくいのですが、やっているうちになんとなくつかめてきます。


このゲーム、MP残量を気にせずどんどん連携や属性攻撃を繰り出して、MP切れたら薬品をどんどこ使うのがよいようです。セツナキルや属性キルでドロップアイテムをたくさんゲットして、それを売ったお金で薬品を大量に買う、という繰り返しです。


中盤以降の雑魚戦はエンド+ヨミのブロウビートが便利すぎて、それだけでボス手前までたどり着けます。また、終盤の飛空艇入手後はホウセキィ5匹を刹那ブロウビートで倒してエリアを繰り返すことで、ラスボスを安定して倒すことができるレベルまで簡単に上げることができます。
とはいえ、中盤のストロングシープのところでは何十回も全滅して心が折れそうになりました…。キール育ててなかったんですよね。ディスペル抜きでは強烈なリジェネをどうすることもできず、しかたなく攻略サイトをたよりに六角形のペンダントを集めてディスペルを入手し、キールのレベルも上げてなんとか倒すことができました。ラスボス以上にきつかったです。


ストーリー面ですが、ラストのゲームシステムを絡めた展開は悪くないと思うものの、ノベルゲームやアドベンチャーゲームによりしっくりくる先行例があることもあって、今ひとつインパクトに欠ける気がしました。そもそもRPGにおける「セーブ」って、ノベルゲームのそれとはちょっとニュアンスが異なると思うんですよね。選択肢総当たり的なプレイが要求されることの多いノベルゲームのほうが、この展開はしっくりくると思います。

*1:6/7に『ファイナルファンタジー14』の大型パッチがあり、そっちをやっていました。