YouTubeでtricotというバンドを知り、今週は関連動画を見まくっていました。今年結成9周年のようなので、いまさら感ハンパないわけですが…。女性ボーカル、ギター中心の構成、変拍子と、わたしのツボを取りそろえたバンドで、なんで今まで知らずにいたのか不思議なぐらいです。以前は毎週のように通っていたCDショップに、ここ数年まったく行かなくなったせいか、未知のものに出会うきっかけがめっきり減ってしまいました。逆に言うと昔はCDショップのディスプレイやレコメンドコーナーが貴重な情報源で、バイヤーの方々の発信する情報にひたすら影響を受けていたんですね。もちろんこれは完全にわたしの個人的事情ではありますが、リアルショップの重要性を考えさせられます。本もそうですよね、書店店頭で得られるものってホント大事。
オフィシャルチャンネルのMVやライヴ映像もいいですが、この海外の番組でのスタジオライヴが格別に素晴らしいです。何度も繰り返し聴いています。
今日はタランティーノの新作に行く予定だったのですが、台風が来るということであきらめまして、一日家にこもっていました。成瀬巳喜男のDVD-BOXを処分するにあたり、未見のものだけでもと『女の中にいる他人』を観始めたらこれがとてつもない傑作で、アルトマンなんて観てる場合じゃなかった！という気持ちになっています。（といいつつも、成瀬はいったんあきらめて、ほかの未見のものを優先することになるでしょう。）
