川に沿って歩く

昨日から一週間の夏休みが始まっていて、途中会社に行かなきゃいけない日もあるんだけど、オフィスでいやな汗をかきながらの仕事からしばらくは解放されるかと思うと、とても気分がいいです。今年は遠出しないかわりに小さな予定がたくさんあって、観たい映画もいくつかあるし、長めの小説も読み始めたしでそこそこ忙しいんですが、長期休暇の最終日には決まっていつもちょっとした鬱になってしまい、休みの間だらけているとそれがより一層ひどくなるので、予定が詰まっていて忙しいぐらいの方がいいのです。朝も会社に行くときと同じ時間に起きて、夜は早めに寝る生活を送ろうと思っています。
そんな中、今日は午前中に雨が降ったりもしたので遠出はやめて、昼過ぎに外で食事してから1時間ほど散歩することに。家の近くを流れる川をさかのぼるようにして、西のほうに向かってどんどん進み、ちょうどひと駅分歩いてから、今度は線路沿いに家まで帰ってきました。川沿いの道はところどころ舗装されていなくて、雨で少しぬかるんでいました。川といっても両側に樹や下草が生い茂っていてほとんど見えず、水音だけが車の音にかき消されつつもかすかに耳に届くという程度で、時々ひらけた場所に出ると茂みの奥にようやく川面が見えて、ちょうど流れの緩む場所らしく、大きな鯉が数匹、悠然と泳いでいました。