2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今日もお買い物!お買い物!

先日の『遊星からの物体X』で「カーペンター観たい観たい病」(病気?)に火がついて、まだ持っていなかった『パラダイム』と『ハロウィン』のDVDを買ってしまいました。ついでにジョン・カーペンターのインタヴュー本も購入。みるみるうちにお金が消え…

今日のお買い物、ザ・ローリング・ストーンズ“A Bigger Bang”

ア・ビガー・バン (CCCD)アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2005/08/10メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (40件) を見る ひさしぶりにCDをいっぱい買いました。HAGEN QUARTETTの…

『父ありき』(小津安二郎)

DVDで。2回目か3回目。『父ありき』と言えば、なんといっても父と息子が並んで釣り竿を振る川釣りのシーンでしょうけれど、映画の序盤、修学旅行の場面で、旅館の部屋で碁を打っていた笠智衆がふと外に眼をやり、彼に注意をうながされた同僚も窓の外に…

『シャーリー・テンプル・ジャポン・パートⅡ』(冨永昌敬)

池袋シネマ・ロサにて。非常に野心的な作品だと思いました。パート1がサイレント*1、パート2がトーキーという作りは、単にセリフの処理のみというわけではなく、パート1ではほぼ全編にわたってキャメラが一箇所から動かず、パンのみで舞台となる田舎屋敷…

ガッツ!サバカリー@カリーシェフ伝説

吉祥寺で先日偶然見つけたガッツ石松プロデュースのカレー店に行って参りました。 オーダーしたのはサバカリー。最初だったので辛さは「マイルド」にしてみました。食べている間は辛さ的に物足りなかったものの、食べ終わってみると結構汗をかいていて、マイ…

『戸田家の兄妹』(小津安二郎)

DVDボックスを第1集から順に観ております小津安二郎特集、戦後の作品は全て観終わりまして、ついに戦前の作品群に突入しました。このあたりからは、お恥ずかしい話ですが初めて観るものがほとんどとなります。今日のこの作品も今回が初めて。サスペンス…

『遊星からの物体X』(ジョン・カーペンター)

身体の調子が悪い、疲れていて気分がすぐれない、会社でいやなことがあってむしゃくしゃする、暑くて食欲がわかない…そんな時、わたしは迷わずジョン・カーペンター! ということでひさしぶりにこの作品をDVDで観ました。終盤、「物体X」に発電機を破壊…

今日のお買い物

昨日の予告通り会社帰りにお買い物。 それはそうと、8/31発売のローリング・ストーンズのニューアルバム、CCCDなんですね。なんというか…

今日のお買い物など

成瀬巳喜男 THE MASTERWORKS 2 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2005/08/26メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログ (19件) を見るアムニジアスコープ作者: スティーヴエリクソン,Steve Erickson,柴田元幸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/…

『宗方姉妹』(小津安二郎)

DVDで。2回目だというのに、終盤の土砂降りの雨がすっかり記憶から抜け落ちていて、先日観た『浮草』の喧嘩の場面で降る大雨を、「小津作品であんなにも雨が降ることって、あんまりないことだと思います」などと書いたばかりだったので、少し動揺してし…

『長屋紳士録』『風の中の牝雞』(小津安二郎)

DVDで。どちらも2度目。『風の中の牝雞』の簡潔な美しさには文字通り震えがきました。84分という短い尺の中に、「横に並んで同じ対象を見る」という小津的主題が幾度か登場し、それと同時に後期小津作品においてはほとんど出てくることのない階段を正面…

『小早川家の秋』(小津安二郎)

DVDで。今回初めて。これまた松竹での作品群とは感触の違った映画で、それでいてやっぱり小津作品としか言いようのない傑作です。 まずは新珠三千代のすばらしさ。父親(中村鴈治郎)が昔の女の家に足繁く通っていることを知った彼女が父親を問いつめ、会…

『浮草』(小津安二郎)

DVDで。初見。他の小津作品とは感触がいくらか違っているように思いますが、映画会社(大映)やキャメラマン(宮川一夫)の違いによるものというより、主演俳優の中村鴈治郎から来る印象の違いなのかもしれません。ともあれ、「並ぶこと」の主題をめぐる…

『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』(ジョー・ダンテ)

DVDで。初見。とてもおもしろかったです(って言うのもばかげた感想ですね…)。『サイコ』のシャワーシーンはばかばかしくも厳密にやっていておかしかったし、またしても『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』を引用してるし、『バットマン』を撮影中の監督…

稲村ヶ崎から江ノ島へ

天気がよかったので海に行って来ました。横須賀線で鎌倉に行き、江ノ電に乗り換えて稲村ヶ崎へ。この間鎌倉散策に来たとき乗りそびれた江ノ電は、鬱蒼と茂った樹や近隣の家の軒先をかすめて走る、まるで花やしきのジェットコースターのような楽しい電車でし…

『東京暮色』(小津安二郎)

DVDで。これは2回目。 後期小津の家族をめぐる物語は大概もう少し喜劇的で「明るい」のだけれど、ほんのちょっとしたことでこうした「暗い」話に変わりうるのだなぁと思いつつ観ておりました。ここでも小津の演出はサスペンス豊かで、最後まで緊張感のと…

『早春』(小津安二郎)

DVDで。これまた観るのは初めてです。サスペンスフルな傑作でした。 淡島千景は大好きな女優さんで、この作品で彼女の演ずる役柄は『お茶漬の味』や『麦秋』での華やかさのある脇役とは違い、少しばかり生活に疲れの見え始めた平凡な主婦なんだけれど、や…

HAGEN QUARTETT “BELA BARTOK:The 6 String Quartets”、 Ryoji Ikeda “op.”

今日は眼が痛いので映画をお休みして音楽を聴いております。 最近iPodでよく聴くのは曽我部恵一『ラブレター』と前作『STRAWBERRY』、ソニック・ユース『ソニック・ナース』あたりなのですが、家ではひたすらハーゲン・カルテットのバルトークを聴いています…

『お茶漬の味』(小津安二郎)

DVDで。初見。できれば最初ぐらいはフィルムで観たかった…残念。それはともかく、これもまたすばらしい作品でした。 木暮実千代演ずる主人公が、夫(佐分利信)の海外転勤という事態に至って初めて彼の真のよさに気づくという場面、深夜の台所で夫婦そろ…

『saku saku』ご意見番こと金田真人ディレクター逝去

番組のオープニングで初めて知りました。享年35歳とのこと。 ご冥福をお祈りします。

『この世の外へ クラブ進駐軍』(阪本順治)

シネマアートン下北沢にて。ロードショー公開時に観逃していて、今日初めて観ました。 『亡国のイージス』でも主要登場人物たちは欠損、特に肉親や配偶者の喪失を、それぞれの行動・思想の原動力としていましたが、この作品でもまた、様々な「欠損」が物語を…

骨付きチキンのスープカレー@カレー食堂「心」

映画の後、再び下北沢へ。これまた今回初めてのカレー食堂「心」に行きました。ゆめやを探している最中に偶然見つけてしまい、夕食はココ!と決めていたのです。オーダーしたのはもっともオーソドックスな骨付きチキンのスープカレー。辛さは7番にしてみま…

『亡国のイージス』(阪本順治)

新宿ピカデリー1にて。 nobodyのサイトに掲載されている梅本洋一さんの評を読んで、あまり期待せずに行ったのですが、いやいやこれは傑作と言っていいんじゃないでしょうか。ラストの真田広之の手旗信号、あの真上からの、上空からの視線に賭けられた決死の…

野菜カレー@カレー食堂ゆめや

今日は夏休み最後の日。ということでカレー三昧の一日となりました。(実は昨日の夕食もサムラートのインドカレーだったりするのですが。) まずお昼は下北沢の有名カレー店、カレー食堂ゆめや。行くのは初めてで、お店がなかなか見つからず、炎天下にあのあ…

『グレムリン』『グレムリン2/新・種・誕・生』(ジョー・ダンテ)

DVDで。2作目は初見。1作目もちゃんと観るのはひさしぶりでした。どちらも実におもしろかったです。 それにしてもジョー・ダンテ作品は引用元というか参照元というかがあまりに多くて、しかも引用・参照がさりげないので、記憶力が曖昧な上に映画の教養…

石井輝男逝去

謹んでご冥福をお祈りします。

『秋刀魚の味』(小津安二郎)

DVDで。遺作となったこの作品、物語的には『晩春』の変奏なわけですが、細部においてはかなり大胆なことをやっているように感じました。ラストで岩下志麻を嫁にやった父親の笠智衆が、娘のいなくなった深夜の家でひとり涙するという場面、娘の記憶のしみ…

吾妻ひでお『失踪日記』

失踪日記作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2005/03/01メディア: コミック購入: 28人 クリック: 293回この商品を含むブログ (1145件) を見る今頃読了。

大仏さま!

昨日の疲れが尾を引いているうえに今日は会社に行ってますますくたびれてしまったので、映画を観られそうにありません。なので、昨日撮った大仏さまの写真でも貼っておきますね。それにしても、この歳になると疲れが一日じゃ取れません。困ったものです。