今日は眼が痛いので映画をお休みして音楽を聴いております。
最近iPodでよく聴くのは曽我部恵一『ラブレター』と前作『STRAWBERRY』、ソニック・ユース『ソニック・ナース』あたりなのですが、家ではひたすらハーゲン・カルテットのバルトークを聴いています。この間観た『メリンダとメリンダ』でもバルトークの弦楽四重奏曲(をスタジオ録音しているところ)を聴きに行くという場面があって、バルトークと言えば「知識人階級」に属するアメリカ人たちが好んで聴く音楽というイメージが昔からあり、なんでこういうイメージを持っているのかと言えばこれはもう間違いなくピンチョンで、筑摩書房版『競売ナンバー49の叫び』に併録されている短編『殺すも生かすもウィーンでは』にバルトークに関する記述があって、ここからそのイメージが来ているのはわかっていて、でもそれが具体的にどんな描写だったかは例によってすっかり忘れてしまっているのでした。で、そういうネガティヴなイメージを持っているからといってバルトークが嫌いかというと全くそんなことはなくて、昔から結構好きで、CDも数枚持っています。
そのほかに今日はずいぶん前に買ってそのまま放置していた池田亮司を聴きました。
- アーティスト: ハーゲン弦楽四重奏団,バルトーク
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- アーティスト: Ryoji Ikeda
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