2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は鎌倉に行って来ました。主たる目的は小津安二郎監督のお墓参り。そのほか、小津作品ゆかりのスポットを散策して参りました*1。 品川から東海道線に乗って大船駅へ。松竹の大船撮影所跡地(現在は鎌倉女子大学のキャンパスです)からスタートして、北鎌…
吉祥寺バウスシアターにて。ロードショー公開中にもう一度観るつもりがいつの間にか終わっていて、ずっと心残りだったのですが、なんとか2度目を観ることができました。この映画はきっと何度観ても楽しいし引き込まれて時の経つのを忘れてしまうし、とにか…
DVDで。 司葉子と岡田茉莉子が、新婚旅行に旅立つ同期の友達夫婦が乗っているはずの列車に向かって会社の屋上から手を振る場面で、夫婦が列車の中で向かい合って座っているかそれとも横に並んでいるかを司葉子が気にするのですが、ことほどさように小津映…
昨日から一週間の夏休みが始まっていて、途中会社に行かなきゃいけない日もあるんだけど、オフィスでいやな汗をかきながらの仕事からしばらくは解放されるかと思うと、とても気分がいいです。今年は遠出しないかわりに小さな予定がたくさんあって、観たい映…
DVDで。初見。あまりにおもしろくて、夜中にひとりで興奮していました。でも一体この映画について何を言えばいいのか…とにかくおもしろいとしかいいようがないし、ジョン・グッドマンが言うように、眼を閉じず大きく開けて画面を見つめるしかないような、…
恵比寿ガーデンシネマにて。今年2本目の劇場公開作品となるウディ・アレンですが、『さよなら、さよならハリウッド』ほどではないにせよ、今回もおもしろく観ることができました。同じ設定から悲劇と喜劇の2パターンの物語を語るというアイディア自体はど…
DVDで。初見。デヴィッド・コープはこれが監督デビュー作なのかと思っていたのですが、今調べたらこの前にも2本ほど撮っているのですね。知りませんでした。 映画の前半、ジョニー・デップを襲う猛烈な眠気や割れる鏡といった細部から、ジョン・タトゥー…
ビデオ。2度目。アルジェント作品における「(殺人の)目撃」のモチーフが、ここでは逆に目撃することを強制されるという反転を見せています。主人公(クリスティナ・マルシラック)のオペラ歌手は子供の頃目撃した殺人の光景がトラウマとなっており、彼女…
に行ってきました。 千葉駅から銚子へは総武本線で移動するのですが、1時間に2本ぐらいしかなくてビックリ。なんとなく東京の電車と同じような感覚でいたのです。油断してました。 日差しは申し分なかったのですが、風が猛烈に強くて、日光浴をしていたら…
DVDで。フィックスのショットが圧倒的な小津作品にあって、この作品の移動撮影はかなり異質な感じがあります。ある場面のラストショットで、固定されていたキャメラが急に前方(奥)に向かって動き始め、次のシーンの移動ショットにつながっていくとか、…
週末恒例の散歩と日光浴のため、昼過ぎから近所の公園へ。ベンチは先客で埋まっていたので、芝生の上に直接座り込んで音楽を聴きながら日の光を浴びていました。ひさしぶりに聴くボブ・マーリーは蒸し暑く日差しの強い今日の公園にぴったりな気がして、それ…
DVD。小津初のカラー作品。二度目か三度目のはずなのに、冒頭の結婚式の場面で「あれ、この映画初めてだったかな…」と一瞬思ってしまいました。我ながらあきれた記憶力です。 帰宅した佐分利信が無造作に床に放る背広の上着を、田中絹代が拾ってハンガー…
眼が痛くて寝不足なので今日は音楽でも聴いてゆっくりしようかと思っていたけれど、観始めてしまえばすっかり引き込まれ、あっというまに130分が終わってしまいます。ラストの原節子の独白をすっかり失念していて(もちろん観ればすぐに思い出すわけですが)…
今日から小津を連続して観ようと思います。数年前に買ってそのまま放置してあったDVDボックスを、そろそろ開封しましょうかという企画です。もちろん途中でほかの監督さんの映画も観るでしょうから、終わりがいつになるかは未定です。 スタートは『晩春』…
so wonderfulアーティスト: BONNIE PINK出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2005/08/03メディア: CD クリック: 10回この商品を含むブログ (35件) を見る夏の晴れた日に公園を散歩していたら夕立が来て、雨は勢いよく降り始めたかと思う…
そのほか、高橋悠治『ATAK006』も購入。渋谷慶一郎のレーベルからリリースされた、十数年ぶり(?不確かです)の電子音楽アルバムとのこと。ボニピンさんのニューシングルについては近く書きます(そう言えばながらく音楽について書いてませんね)。帰宅後さ…
DVDで。昨年秋の公開時に観逃していたレニー・ハーリンの最新作*1ですが、正直に言って何をどう見たらいいのかよくわからないまま終わってしまいました。レニー・ハーリンの悪いところばかりが目立っていたように感じます(さすがにマイケル・ベイほどへ…