いつもと違う道を歩く

週末恒例の散歩と日光浴のため、昼過ぎから近所の公園へ。ベンチは先客で埋まっていたので、芝生の上に直接座り込んで音楽を聴きながら日の光を浴びていました。ひさしぶりに聴くボブ・マーリーは蒸し暑く日差しの強い今日の公園にぴったりな気がして、それにしてもとどまることなく吹き出してくる汗がTシャツを濡らし肌を湿らせるのがいささかも苦にならず、むしろ気持ちいいぐらいで、会社の中でじっとりとかいた汗がすぐさまクーラーで乾かされることの不快さを思い起こすにつけても、こうして思い切りかく汗ほど爽快なものはないことを実感させられます。そして時折吹く風が肌に心地よく、そのまま1時間ほどうっとりと時を過ごしました。
帰りは曲がったことのない角を曲がり、見知らぬ道を進んでいきました。この街に住んでもう3年以上になるのですが、こうして知らない道を歩く楽しみがまだ残されていることに、なんだかとてもうれしい気持ちにさせられます。適当に歩いていて方角がさっぱりわからなくなり、それでもだいたいの見当でこっちだろうという方向に歩いていたら、うまい具合に駅前の交差点にたどり着きました。