『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』(ジョージ・ルーカス)

とにかく公開されるまで、観に行くまでが一番興奮するし盛り上がるわけで、そういう意味では行くことを先延ばしして、場合によっては観に行かないというのが、この作品を楽しむ最善の方法なのではないかというシニカルな意見が出てきてもおかしくないのですが、そんなこと言っててもやっぱり観たいわけです。ということで新宿プラザの最終回に行ってきました。生まれて初めて映画館で観た映画が『スター・ウォーズ』の第1作目(今で言う『エピソード4 新たなる希望』)というわたしですが、シリーズ最終作を観ても特別な感慨はありません。出来に関してはいつも通りで、ひどいというわけではないけれど、面白いわけでもない、消極的なつまらなさに終始する作品でした。ルーカスは演出の全くできない人だなぁということをあらためて感じました。