今日のお買い物

The Asylum Years ヴァルシャルズ フィア・ユアセルフ
RHINOレーベルから出たジュディ・シルの2枚組は、ファーストアルバム“Judee Sill”とセカンドアルバム“Heart Food”のカップリング。ボーナストラックが多数収録されています。マウス・オン・マーズの新譜も店頭に並んでいました。
 
家ではBONNIE PINKのベストをかけっぱなしにしていますが、会社の行き帰りにはピクシーズをひたすら聴いています。なぜ今ピクシーズなのかをちゃんと説明するには多くの言葉が必要ですが、かいつまんで言えば要するにデヴィッド・フィンチャーのことを考えていたからです。つまり、『ファイト・クラブ』のラストにかかる“Where Is My Mind?”に「ずるい!」と思ったのが、それまでどうにも好きになれなかったデヴィッド・フィンチャーを考え直すきっかけになったという個人的ないきさつがあるわけなのですが、これでは説明不足で自分でも何を言いたいのかさっぱりわかりません。
80年代後半に高校生だったわたしと同年代の人のなかには、ピクシーズに特別な感情を持っている方が少なからずいるはずです。だからこそ『ファイト・クラブ』のフィンチャーは「ずるい」のですが(なにしろあまりにそのまんまな曲なわけですから)、ピクシーズのファースト“Surfer Rosa”とセカンドアルバム“Doolittle”の衝撃はそれほど大きかった、ということなのです。