2007-04-30から1日間の記事一覧

『オール・ザ・キングスメン』(スティーヴン・ザイリアン)

日比谷みゆき座にて。例えばジュード・ロウが新聞社を辞める場面でキャメラが窓の外に出るタイミングひとつとっても、そこに「映画」の確かな手応えを感じ取ることができます。階段の使い方、視線の演出、光線の配置など、決定的な瞬間を鮮やかに作り出すと…

『ハンニバル・ライジング』(ピーター・ウェーバー)

新宿プラザにて。原作者のトマス・ハリスが脚本も手がけています。 予告編を観ていて、自分をつかまえに来た警部をハンニバル・レクターが返り討ちにして食べてしまう場面がクライマックスなんだと思いこんでいたのですが、単にセリフをつぎはぎしていただけ…