『サウンド・オブ・ミュージック』(ロバート・ワイズ)

DVDで。ロバート・ワイズ追悼・第3弾。ちゃんと観るのは何年ぶりのことでしょうか(15年以上前になるかも)。ひさしぶりに観て、とてもおもしろく感じたのですが、見上げる視線/見下ろす視線だったり、ホラー映画かと見まがうほど陰影を強調した画面設計だったり、ジュリー・アンドリュースが手を水で濡らす仕草だったり、ラストの音楽祭と、それと対照をなす墓地のシーンだったりと、非常によく練り込まれた細部の積み重ねが見て取れます。3時間がちっとも長く感じられません。
 
今日は本当はフィルムセンターか新文芸座に行く予定だったのですが、背中が猛烈に痛くて外出をあきらめてしまいました。外はとてもいい天気だったので、散歩にでも出られればよかったのですが。