新年のご挨拶

本年もよろしくお願いいたします。

以下、去年1年を各ジャンルのベスト1で振り返るエントリです。と言っても例年以上に書くことがないのですが…。

 

● 映画:『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(スティーヴン・スピルバーグ) 

 昨年観た映画の本数は全部で37本。うち、スクリーンで観たのはたったの3本で、ゴールデンウィーク以降は映画館にまったく行っていませんので、近年でもっとも映画から遠ざかった1年となりました。映画への関心が薄れたかというとそうでもないのですが、映画館で観る頻度は今年以降もこんなものかもしれません。このお正月も、なにがかかっているのかすら調べていませんし…。

そんななか、ベスト1はスピルバーグの新作のうちの1本でした。『レディ・プレイヤー1』も非常に優れた映画だったように記憶しています。

 

● アニメ:『ハイスコアガール』 

まだ観終えていないものがいくつかありますが、昨年視聴・録画したテレビアニメは全部で55本(2クールものは2本として計算)。ベスト1を絞るのは難しいですが、もっとも感情を揺り動かされたという意味ではこれでしょうか。 

 

● 音楽:tofubeats「水星」 

水星

水星

 

年明け早々にiPod Touchの電池がダメになり、それ以降はちゃんとしたかたちでは(?)音楽を聴かなかった1年でした。これも近年では稀なことです。音楽がないと生きていけないとまで思っていたのですが…。それにしてもiPod Touchの電池消耗は早すぎやしないでしょうか。世間のみなさんはプレイヤー問題をどのように解決しているのでしょう。やっぱりスマホで聴いている人が多いのかしら。

で、まったく音楽を聴いていなかったかというとそうでもなく、 最近のエントリでも書きましたが去年はYouTubeで動画を観まくっていて、そのなかで気になるミュージシャンを追いかけていました。tofubeatsYouTubeで初めて知って、特に仮谷せいらさんが歌っている「水星」のライヴ動画は繰り返し何度も観たものです。

わたしとしては音楽にお金を払わないのが少々居心地悪く、お金を払ってもいないものをベスト1にしてもいいのかという思いもあるのですが、先々自分にとっての2018年を振り返るときに欠かせない曲であるのは間違いないので、あえて挙げさせていただいた次第です。

 

● ゲーム:『Fate/Grand Order』(TYPE-MOON/ディライトワークス)

ほかにもやりたいゲームはたくさんあったのですが、結果的に1年中ずっと『Fate/Grand Order』だけをプレイしていました。イベントやストーリーのあいまになにもない期間(いわゆる「虚無期間」)があるにはあるのですが、それでもなにかしらやることがあるのが『FGO』で、おそらくソーシャルゲームはどれもそういうものなのでしょう。

年末に奈須きのこさんのインタヴュー記事が公開されて、そのなかで『FGO』の終わりについての言及がありましたが、わたしとしてはむしろ終わりに意識的な点に非常に好感を持ちました。続けることを自己目的化しないというのは昨今のオンラインゲームではめずらしく、むしろどうやって続けていくかに多くのゲーム会社が腐心しているなかで、あのような発言はとてもユニークですし、というよりきのこさんは『FGO』をオンラインゲームの枠組みのなかで考えていないんだなあということが伝わってきました。新規ユーザが参加できるイベントが少ない点も、終わりを見据えての運営方針ということかもしれません。

個別のストーリーやイベントに言及し始めるとキリがないのですが、「サバ☆フェス」がとても素晴らしかったことだけは書き記しておきたいです。