『コンスタンティン』

吉祥寺セントラルで『コンスタンティン』(フランシス・ローレンス)を観ました。
 
見どころはずばりレイチェル・ワイズの美貌!
 
…それ以上言うべきことがない映画でした。ひどい脚本で、エクソシズムとか運命の槍とかの道具立てとガブリエルだのサタンだのといったキャラクターのみで、ドラマが全然ないのです。サミュエル・フラー風に言えば「エモーション」のかけらもない。ガンで死期の迫っているエクソシストという設定で、あんな話っていうのはないでしょう。ひさしぶりにレイチェル・ワイズをスクリーンで観ることができたことには満足ですが、それがなければDVDで十分です。