台風クラブ

子供の頃から台風が大好きで、家にこもって外を吹き荒れる激しい風雨を窓から飽きもせずに何時間も見ていたものです。社会人になってからも台風好きは続いていて、何年か前の大きな台風の時には会社をさぼって人の家でずっと外を見て一日過ごしたこともあります(その人もわたしと同じ台風好きだったので、一緒になって表を見てました)。横殴りの雨がしばらく続いたかと思うと急に風がやんであたりが静かになり、しばらくは雨音だけがガラス窓を通してかすかに聞こえ、するとまた思い出したように風がうなりを上げ始め、ちぎれた立て看板が吹き飛ばされていき、コンビニのビニール袋が宙に舞い上がる、そんな光景をじっと見ていると、なぜか心が静かになってくるのを感じるのです。
もちろんしゃれにならないほど大きな被害をもたらしもするわけですし、どうしても外に出なければならないときには実際困ることも多いわけで、好きだなんていうのは不謹慎なんだけど、それでも好きなんだからしかたがないです、こればっかりは。
ということで明日は会社休もうかな(ぉぃ