『クリーピー 偽りの隣人』(黒沢清)

立川シネマシティにて。


(7/10追記)あの地下室と、その出入り口にある重そうな鉄の扉が実に素晴らしく、『悪魔のいけにえ』の、玄関を入った正面奥にある扉を想起させられました(あの扉もレザーフェイスが勢いよく開け閉めするたびに重くおおきな音をたてるのでした)。「家の地下には死体が埋まっている」というアメリカ合衆国のホラー映画の伝統を踏まえた正しい「家もの」映画であり、被害者たちは嘘のように次々とその家に吸い込まれて行くのでした。