2023夏アニメ

今期視聴・録画しているアニメは以下の通り。

豊作だった前期に比べるといささかさびしいクールでした。「わたしの幸せな結婚」なども途中までは観ていましたが、最終的にこの6本となりました。

「呪術廻戦」や「スプリガン」もなかなかに素晴らしいですが、なんといっても特筆すべきは「アンデッドガール・マーダーファルス」です。西欧の古典的フィクションとのクロスオーバー的な世界観のもと、事件の真相や登場人物たちの謎をめぐって、人外の主人公たちが探偵役を演ずるという物語設定には、どことなく懐かしさを感じさせられもしますが、安定感のあるストーリーテリングで観るものを惹きつけます。原作を読みたくなるアニメです。

『FORSPOKEN』(Luminous Productions/スクウェア・エニックス)

3月中旬に開始して4/9にクリア。その後も時々触って探索を進めていました。

プレイ時間は78時間、現在のトロフィー取得状況は本編77%、DLC100%、全体で80%。

 

シナリオやキャラクター造形は決して悪くないのですが(直近でプレイした『FF16』と比べても)、こじんまりとした印象はぬぐえず、終盤のどんでん返しもさほどの驚きもなく、そのまま淡々と終わってしまいました。DLCのラストは続編をにおわせるような締めくくりになっていますので、シリーズを続けていくことでより大きな物語や世界観を描きたかったのかもしれません。

 

世間で評判の高い魔法パルクールによる高速移動ですが、わたしはそれほど楽しく感じませんでした。最初見たときには美しく思えたオープンワールドの風景も、ゲームを進めるにつれて次第に単調に感じられてきます。同じような建造物や廃墟の街、同じようなダンジョン、同じような山や川や谷…。モンスターの分布も、地域ごとの特色があるのかないのかよくわからず、単調さに拍車をかけています。いくら移動が爽快でも、そのようなマップであれば、ただ広いだけで面白味のかけらもありません。

あるいは、魔法パルクールの高速移動やファストトラベルそのものが、世界の単調さをかえって強調している、という可能性すらあります。移動による時間経過と、それにともなって徐々に風景が変わっていく体験というのは、結局のところとても大事な要素なのでしょうね。

2023春アニメ

今期視聴・録画しているアニメは以下の通り。

  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2
  • 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編【未】
  • マイホームヒーロー
  • ゴールデンカムイ(第四期)【未】
  • 【推しの子】
  • 王様ランキング 勇気の宝箱【未】
  • 天国大魔境【未】
  • 地獄楽
  • 山田くんとLv999の恋をする
  • 僕の心のヤバイやつ

計10本。

機動戦士ガンダム 水星の魔女」の2期をはじめとして、「【推しの子】」「僕の心のヤバイやつ」「地獄楽」「山田くんとLv999の恋をする」「マイホームヒーロー」と、観ているものはどれも非常におもしろいです。

2023冬アニメ

今期視聴・録画しているアニメは以下の通り。

計12本。

見ているなかでとびぬけてコレというものはないのですが、どれも押しなべて出来はいいと感じます。「虚構推理 Season2」の数年(10年?)前のアニメ感や、対照的に「TRIGUN STAMPEDE」の野心的なあり方、どちらも悪くありませんし、「ブルーロック」は引き続きエモーショナルな展開と魅力的なキャラクターたちで飽きさせず、「Buddy Daddies」も「REVENGER」も優れたストーリーテリングで毎週とても楽しく見ています。

そんななかあえて1本挙げるとするなら、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の枠で放送された「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功)のTV向け再編集版でしょうか。過剰な説明を排した演出が素晴らしかったです。

『ドリラー・キラー マンハッタンの連続猟奇殺人』(アベル・フェラーラ)

DVDで。キングレコード版ではなくフォワード版。画質がとても悪く、何が起きているのかうすぼんやりとしかわかりませんでした。

Prime Videoにあるもののほうがもう少し画質よさそうですね。今度観直してみようかな。