『かえるのうた』(いまおかしんじ)

ポレポレ東中野にて。中盤以降の展開がすばらしく、特にラストは非常に感動的でした。平沢里菜子の部屋を玄関側から捉えたショット、大きく開いた窓が映画的な空間として実によいです。向夏の身体がこのフィルムの感触を決定づけていますが、この作品に限らず、いまおかしんじの映画には神代辰巳が強く息づいているように感じます。
(1/26記)